遺言は法律でどのように定義されているのか

遺言とは、被相続人が死亡する前に、最終の意思表示を形にして、死後に効力を発揮させるものです。簡単に言うと、自分の財産を相続される人が亡くなる前に何らかの形で意思を表明し、その人が亡くなった後どのように財産分与をすればよいかを明確にするものです。世間では、遺産相続を巡って親族同士が争ってしまうことがよくあります。遺産争いを防ぐためにも、遺言は非常に重要な役割を担うのです。

「死人に口なし」というように、亡くなってしまってからでは遅すぎるため、生きているうちにしっかりと遺言を残しておく必要があります。しかし、ただ闇雲に自分の意思を書き殴れば良いという訳ではありません。遺言にはきちんと法律で定められた方式があるため、それに則って作成していく必要があります。法律では、「普通方式」と「特別方式」というものがあり、一般的には普通方式で作成していきます。

最も一般的なのが「自筆証書遺言」と呼ばれるもので、簡単に言ってしまえば自分自身が手書きで作成するものです。手軽に取り組むことが出来て何度も書き直すことが出来る上、費用もかかりませんが、実際に遺書として認めてもらうためには、「検認手続」と呼ばれる手続きを行う必要があります。一方、特別方式は、病気で死期が迫っている人や伝染病などで隔離されている人などに認められる方式で、3人位上の証人の立ち会いのもとで作成されます。そして、遺書が保管される場所は、一般的に遺族に発見されやすい場所が多いです。

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