注文住宅の工法ごとのメリットとは

注文住宅はどう建てたらいいのかと迷う方はまず工法から決めるのがおすすめです。日本で使われている工法には木造在来工法や北米からの輸入工法のツーバイフォー、さらに大手ハウスメーカーが採用しているプレハブ工法などがあります。工務店などが最も多く使っている工法が木造在来工法です。日本で古くから行われている工法で、柱や梁、桁などを使って強度を出していくという日本の風土に合った工法です。

伝統的には大黒柱や太い梁を使って作られていましたが、この工法は現代では大変コストが掛かってしまうので経済性も重視して工夫されて変化しています。注文住宅ならではの自由な間取りや予算に応じた建築が出来るのがメリットで、間口も広く取れ、将来のリフォームもしやすいという魅力があります。内装や装備品など、柱や梁などの建築素材においても多種多様に用意されているので、予算に応じた家づくりができます。注文住宅の中でも北米輸入工法であるツーバイフォーの家も増えてきています。

これは壁自体が構造体となるため、独特な箱のような間口の小さな住まいになるのが特徴です。柱で支えずに壁で支えるため、地震などの横揺れに強く、日本にもあっている工法と言えるでしょう。床から組立て、壁、天井と最後に屋根を付けるので、工期をスピーディーにすることで家の劣化を防ぎながら建設することができます。このように木造在来工法、ツーバイフォー工法は日本の注文住宅の中でも高い人気を集める工法です。