2023/03/24
家を買うということは人生にとても大きなイベントの一つです。おそらく最大の買い物になるわけですから、焦らないで、慎重に行いたいものです。戸建住宅の場合、建売住宅と注文住宅があります。前者はすでに完成した家のことで、すぐに住むことができることや、完成像が漠然としている注文住宅と比べると、その家の魅力を肌で感じることができる点など魅力もいろいろあります。
それに対して後者は、ゼロから家を作り上げていきます。そのために予算に合わせて好きな家を自由に作り上げていくことができることが魅力です。たとえば、デザインは洋風にしたとか、中庭がほしいとか、キッチンは広くモダンなものが良いとか、リビングを吹き抜けにしたいなど、希望をそって造り上げていくことができます。またデザインだけでなく、建築に使われる素材も自由に選んでいくことができます。
注文住宅を建てる場合に重要になってくるのは、デザイナーである建築士とのコミュニケーションです。家に対してはほとんどわからないわけですから、デザイナーに希望を伝えながら、どのようにそれを形にしていくかを相談していくことになります。デザイナーによっては純和風建築を得意とする人もいれば、洋風建築を得意とする人、全く新しい個性的なデザインを得意とする人などいろいろです。そのため自分が建てたい家とデザイナーが得意とする家が一致しているほうが良いです。
そのためには過去、どのような家を手掛けてきたのか、雑誌やネット、また実際に見せてもらうなどして確認してみると良いでしょう。