2023/03/24
注文住宅で一戸建てを建築するのなら、天井裏の施工にも注目しましょう。結論から言うと、天井にも入れるように設計してもらうとメリットが大きいです。天井の有効活用はロフトの場合もあります。天井裏に入れるようにしておくと、点検作業が簡単に行なえます。
屋根に問題が発生して雨漏りが発生しても、天井裏に入ることができると発見がスムーズですし、対処もスムーズです。雨漏りを発見したからといって、すぐに対応してもらえるとは限りません。注文住宅を建築してくれた工務店に作業してもらうのが理想的なので、安易に他の工務店やリフォーム業者に雨漏り修繕を依頼しないほうが良いでしょう。応急処置的に、天井裏に防水シートを敷いておけば、室内への雨漏りを予防できます。
雨漏りが発生した原因が屋根に開いた穴や隙間だからといって、安易に防水シーリング剤を塗布して塞いでしまうと、屋根塗装リフォームの時に厄介です。防水シーリング剤と塗膜との相性も重要だからです。防水シーリング剤で雨漏り修繕工事を施工するときは、必ず注文住宅の新築時に担当した工務店に連絡しましょう。屋根に開いてしまった穴や隙間を塞ぐ方法として何が適切なのか、どの素材や資材を選択すると反発現象が起きないのか冷静に判断する必要があります。
天井裏が入りやすくなっていると、応急処置にも、修繕工事にも役立ちます。家族が屋根に登ることなく雨漏りの実態を把握できるのもメリットです。天井裏のスペースは、物置としても役立てられますが、注文住宅ならではのメンテナンス性を発揮できる空間だと覚えておきましょう。