注文住宅についての豆知識

注文住宅は勤務地や学校に近い土地を見つけて、そこに将来に向かって夢を持ち、現在の家族数やライフスタイル、機能性などを元に計画してそれを実現することを言います。これには地元の工務店を利用する方法や全国展開しているようなハウスメーカー、あるいは各種の構造に通じ、狭小な土地でも設計経験のある設計事務所を利用するという方法があります。地元の工務店の場合には棟梁や建設会社の責任者が顧客と予算や間取りの打ち合わせを行い、間取りの了解をとった後は見積及び契約へと進み、ある程度の工期に関して融通をつけて施工してもらえるというメリットを持っています。注文住宅でハウスメーカーの場合には木造系や軽量鉄骨系、プレハブ系、3階建てが可能なところ、ALCの外壁を取り入れ地震にも強いメーカーなど色々なところから選べます。

注文住宅で設計事務所に依頼する場合は構造や階数が自由に選べ、例え狭小土地であったり又、都市計画法上の厳しい制限を受ける場合でもその中で工夫をこらし、アイデアを取り入れ、デザイン的にすぐれた住宅を建ててもらえる可能性が高いものです。最近では少子高齢化で家族の数も減り、将来に向かって家族数や機能上でのある程度の予測を立てて計画に臨みます。高額所得層とそうでない層の2極化が進んでいて、住宅も予算に応じて設備機器の仕様もグレードの中から選択したり、予算も坪単価方式ではなく予算が少ない場合には間仕切りの長さを短くしたり、建具の数や電気関係の設備の数を減らしたりして総額方式によって柔軟に対応できるようになって来ています。